【ネタバレ】Dr.STONE 18巻のネタバレ、感想
週刊少年ジャンプで連載中のDr.STONEの18巻の感想、ネタバレです。
18巻は、Z=152からZ=160まで掲載されています。
前巻、17巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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18巻
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=152 DOCTOR VS. DOCTOR
敵側に潜入したゲンと一緒にいた、クロムとコハクは千空達に現在の状況を無線で伝えようとします。無線は盗聴されている可能性も考えられ、クロムは最低限の情報をだけを伝えると、千空はすぐに無線を切ります。そこに無線を通じて敵の科学者が、千空達に接触を仕掛けてきます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=153 WAR GAME
敵に飛行機対策として、ペルセウスを空母化して飛行機を飛び立てるようにしようと、突貫工事を行います。ペルセウスに滑走路を作り、さらに奪取した飛行機本体も滑走路から飛び立てるように竹編み車輪に付け替えます。一方、敵の科学者、Dr.ゼノは化学王国のリーダーを暗殺する計画を立て始めます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=154 SPY VS. SPY
お互い敵のリーダーを速攻狙う作戦になり、Dr.ゼノは暗殺のための殺し屋を、千空は拘束するため司達、精鋭四名を、お互い敵本陣に送り込みます。殺し屋スタンリーはペルセウスを狙撃できる木の上に移動し狙撃銃を構えると、少女・ルーナにペルセウスにスパイとして潜り込むように命令します。Dr.ゼノにひどい目にあって助けを求めに来た少女を演じて潜り込み、リーダーのDr大樹を見つけるようにルーナに命令します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=155 SCIENCE IS ELEGANT
千空はルーナをスパイと見破り、逆に敵の情報を引きずり出して司に暗号通信でDr.ゼノの情報を伝えようと考えます。一方、潜り込んだルーナはリーダーと思い込んでいるDr大樹を見つけようと、甲板に誘い出そうと考えます。Dr大樹は科学者で人前には現れず、甲板にも出てこないと深読みしますが、大樹はすぐにルーナの前に現れ、甲板にも力仕事のために自分から出て行きます。すぐにでもルーナが指させば、大樹を狙撃して殺せる状況になり、ルーナは戸惑います。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=156 二人の科学者
Dr.ゼノが元NASAの科学者と知り、千空はDr.ゼノが自分の科学の師匠に当たる男だと確信します。そして千空は10歳の頃、初めてDr.ゼノとメールのやり取りをした頃を思い出します。小学生だった千空はその頃から自分でロケットを自作していましたが、論文ではどうしても限界があり、世界中の科学者に質問メールを送ります。日本の子供からの質問メールに真面目に回答してくれたのは、当時NASAに勤めていたDr.ゼノでした。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=157 同じ刻同じ場所で
全人類石化前夜、アメリカにいるDr.ゼノはツバメの石化現象を説明するため、国立公園での国防研究局DARPAによる祭典に招かれていました。そこで、石化されたツバメは頭の周りだけ、ごく僅かに脳波が出ていてこのツバメはまだ生きている事をアメリカの軍人に説明していました。そこに石化光線の波が襲い掛かってきます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=158 科学者は誰だ
石化されてから数千年、意識を保ち続けたDr.ゼノやスタンリーは石化から目覚めます。他にもアメリカの特殊部隊の隊員も何人か復活し、偶然プラチナを手に入れたDr.ゼノは西海岸のコーンベルトですぐにハーバーボッシュ工場を完成させ硝酸を大量生産し、化学王国を建設します。Dr.ゼノは化学武力で先行し、スタンリーの順の腕で、世界を導く独裁者になろうと考えます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=159 LOCK ON
敵のリーダーはDr大樹でなく、昔の知り合い千空だと気づいたDr.ゼノはスタンリーに狙撃を一旦中止させます。Dr.ゼノは無線通信の千空の声から、現在の千空が170~173cm、19歳、男だと割り出し、スタンリーに伝えます。スタンリーはその情報から該当する男を三人に絞り、さらに偶然のアクシデントから本当のリーダー・千空を炙り出します。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
Z=160 科学の灯
スタンリーは千空の狙撃を成功させ、千空を仕留めたと確信し狙撃ポイントから立ち去ります。一方、千空は片栗粉と水から即席の防弾チョッキを作り、それで身を守ることで何とか即死は免れます。しかし、重傷を負ってしまい千空は司達、特殊部隊に指示を出せなくなります。千空は暗号通信でクロムの名前をメッセージとして送り、クロムに司達、特殊部隊を任せます。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
おまけ Dr.ゼノのKNIGHT FILE
スタンリーとは幼馴染で、10歳でレールガンを自作していたそうです。スタンリーと実験改良を重ねていき、数年後にはレールガンが遊びの域を超えてしまい逮捕されてしまったそうです。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
おまけ スタンリーのKNIGHT FILE
フットボールのパスをスタジアム外から撃ち落とせるか?との質問に、高校生だったスタンリーは、できるね、と答えて実際にフットボールのパスを撃ち落としたそうです。その賭け勝ったDr.ゼノは莫大な研究資金を手に入れたそうです。
© 稲垣理一郎・Boichi Dr.STONE 18巻より
まとめ
18巻ではDr.ゼノとスタンリーが中心となって、物語が進んでいきます。Dr.ゼノと千空の過去では、二人は千空が小学生の頃に出会っており(実際に出会うのは高校生ですが)、その頃から二人の科学に対するスタンスは明確に違いがあります。千空は子供の頃から化学とは世界の秘密、宇宙の秘密を知りたいだけですが、Dr.ゼノにとっては科学とは力で、衆愚を正しく導き支配することができると明確に言っています。最後、千空は凶弾に倒れてしまいますが、千空から託されたクロムはどんな活躍を見せてくれるか、楽しみです。
19巻のあらすじ、ネタバレはこちらの記事です。
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Boichi/稲垣 理一郎 集英社 2020年11月04日