【ネタバレ】アニメ 葬送のフリーレン 第10話「強い魔法使い」のネタバレ、感想
TVアニメ 葬送のフリーレンのネタバレ、感想です。詳しい内容は、TV放送だけでなくABEMA等のネット配信でも視聴出来ます。第2回以降は、毎週金曜よる11時「FRIDAY ANIME NIGHT (フラアニ) 」にて放送されます。
前回、第9話の記事はこちらです。
【ネタバレ】アニメ 葬送のフリーレン 第9話「断頭台のアウラ」のネタバレ、感想
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第10話 強い魔法使い
フランメとフリーレンが会話をしてる場面から始まり、フリーレンがフランメを卑怯だと思うと言っています。しかし、魔族は卑怯だ、ならば私達はそれ以上の卑怯者になればいい、それで魔族を根絶やしに出来るなら私は喜んでその汚名を着よう、とフランメはフリーレンに教えます。場面は現代に戻り、リュグナーは瀕死の重傷で動けませんが、フリーレンは今頃アウラと戦っている、前回は勇者一行のせいで撤退を余儀なくなれたが、今回は勇者一行もおらず、魔力はアウラに遠く及ばず正面から戦えばフリーレンは必ず負けるだろう、とフェルンに言います。
しかし、フリーレンは魔族と正面から戦うような真似は絶対しない、必ずアウラを欺いて殺す、とフェルンが言うと、リュグナーはその言葉とフェルンの脆弱な魔力で違和感に気付きます。そして、フリーレンを卑怯者だと言い、お前達は魔法使いの風上のも置けない…、と言いますが、フェルンはフリーレンが一番よくわかっていると言うと、リュグナーに止めを刺します。
フランメとフリーレンの出会い
場面は再びフランメが生きていた約1000年前に戻り、フランメは魔王軍に襲撃されたエルフの集落を訪れています。玉座のバザルトが軍勢を率いてエルフの集落を潰しに来たようですが、既に死んでいます。生き残りはフリーレン一人だけで、他のエルフは全滅のようですが、フランメは魔族と真正面から戦ったフリーレンに、くだらない、とんだ馬鹿だな、とひどい言葉を浴びせます。
そしてフリーレンを置いてその場を去ろうとしますが、フリーレンがフランメを自分より遥かに強い魔法使いと見抜くと、フリーレンを背負って連れて行きます。フランメはフリーレンの才能を見抜き、私の弟子にすると、と一方的に言いますが、そこに魔族の追手が現れます。玉座のバザルトよりも強い将軍だとフランメは言いますが、魔族の追手はフランメにフリーレンを置いていくように命令します。エルフを皆殺しにしろ、が魔王の命令で、フランメは人間の魔法使いなので、お前の命などどうでもいい、と魔族はフランメと言います。
フランメは、フリーレンの気持ちも魔族の気持ちもよくわかると言い、今まで研鑽してきた自らの魔法に対する自信と信頼、要するにクソみたいな驕りと油断だ、と言うと、魔族の追手三人を不意打ちし、一瞬で跡形もなく消し去ります。
フランメは、こいつらは格上の卓越した魔法使いだったが、些細な油断で命を落とした、とフリーレンに言います。すると、……体外に放出する魔力を制限して強さを誤認させた……、とフランメが魔族を欺いた方法を言い当てます。フランメは、そうだ、と肯定し、誇り高き魔法を愚弄した卑怯で最低な戦い方だ、と自分の戦い方を卑下します。その後、フランメはフリーレンに体外に放出する魔力を十分の一以下に抑える修行を一生、課します。一生を掛けて魔族を欺くよう、フリーレンに言います。
服従させる魔法(アゼリューゼ)
場面はフリーレンとアウラとの戦いに戻り、アウラは不死の軍勢を解除魔法で解放するためにたくさんの魔力を消費したフリーレンに、私の前でそんなに多くの魔力を消費して大丈夫なのかしら?と、言います。そして、アウラは服従させる魔法(アゼリューゼ)を使用し、服従の天秤に互いの魂を載せます。
フランメが一番好きな魔法
場面は再びフランメとフリーレンとの会話に戻り、フランメは魔族が常に魔力を制限できない理由を教えます。そして、フリーレンがフランメの弟子になって50年後、フランメはフリーレンに、自分の墓の周りは花畑にしてくれ、と頼みます。フランメが一番好きな魔法は綺麗な花畑を出す魔法で、小さい頃、両親が教えてくれてな、魔法が好きになったきっかけだ、とフランメが教えると、その魔法教えてよ、とフリーレンはフランメにお願いします。すると、いいか、フリーレン、歴史に名を残そうなんて考えるなよ、目立たず生きろ、とフランメは教え、お前が歴史に名を残すのは、魔法をぶっ殺すときだ、とフリーレンに言います。その後フランメは亡くなり、フリーレンはフランメの墓の周りを約束通り魔法で花畑にします。
ヒンメル達との出会い
その後、フリーレンは森の中で一人魔法の修業をしながら暮らします。そしてヒンメル、ハイター、アイゼンが、この森に長く生きた魔法使いがいると聞いて訪ねてきます。ハイターはフリーレンの魔力を見て、魔力は私の五分の一くらいですね、まぁまぁといったところです、と評価すると、なんだこいつムカつくな、とフリーレンは少し怒り、まぁまぁの魔法使いに用はないでしょ、と帰るように言います。しかし、ヒンメルは僕が出会ってきたどの魔法使いよりも強い、と断言します。どうしてそう思うの?と、フリーレンが聞くと、ヒンメルは、なんとなくだ、とあいまいに答えます。
場面は現代に戻り、アゼリューゼによって服従の天秤にフリーレンとアウラの魂が乗りますが、アウラの方に傾いています。アウラはフリーレンの魔力が80年前と大して変わっておらず、魔力では自分には遠く及ばないと考え勝利を確信します。後はこの私直々にあなたの首を落としてあげる、とアウラは言うと剣を持ってフリーレンに近づいていきます。しかし、アウラが持つ服従の天秤は徐々にフリーレンの方に傾いていきます。
フリーレンはアウラに魔力を制限していた事を明かしますが、フリーレンの魔力には制限特有の不安定さも僅かなぶれもなかった、とアウラはフリーレンが魔力を制限したことを信じません。アウラに自分が千年以上生きてきた魔法使いだと明かし、フリーレンは魔力の制限を解放します。するとアウラの持つ服従の天秤は、完全にフリーレンの方に傾き服従の天秤に支配されます。最後は、アウラ自害しろ、というフリーレンの命令に逆らえず、アウラは自ら首をはねて自害します。
まとめ
第10話の内容は原作だと、3巻21話「卑怯者」から3巻22話「服従の天秤」までになります。
第10話では、フリーレンの師匠フランメとの出会いや魔力を常に制限する理由、師匠フランメの教え、そして断頭台のアウラとの戦いが最後まで描かれています。
フランメやフリーレン、フェルンは常に魔力を制限していましたが、魔族には魔力を常に制限して強さを誤認させるという発想はなく、そういう戦い方は卑怯で最低な戦い方になるそうで、魔族はことごとくひっかかってしまうそうです。
アウラもフリーレンの魔力が自分より低いと誤認してしまい、簡単にアゼリューゼで自分とフリーレンの魂を服従の天秤に乗せてしまいます。結局、魔力の制限を解放したフリーレンには魔力では全く敵わず、フリーレンに命令されて自ら首をはねて自害してしまいます。
フリーレンの術中にまんまとはまってしまい、アウラは自分で戦う事も逃げる事もできず、屈辱の自害を強いられてしまいました。しかし、これでフリーレン一行は再びエンデを目指す旅を続けられそうです。
第11話「北側諸国の冬」
第11話「北側諸国の冬」の記事です。
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