【ネタバレ】呪術廻戦 第199話「仇名」あらすじ、ネタバレ
週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第199話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。直哉が領域展開「寺胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」を使い、大道と三代を圧倒します。
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天使・来栖華の目的
直哉を倒した後
真希は直哉を倒した後、加茂憲紀と合流します。加茂憲紀は真希に、勝ったのか?と、質問すると、大道と三代のおかげだと答えます。大道と三代は重傷ですが、二人は真希が後で担いでいくそうです。真希は加茂憲紀に、なんか全体的にらしくなかったんじゃねぇか?と、聞きますが、加茂家のトップに立てなかったのを気にしているようで、加茂憲紀は私に価値はないと言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
自分の名前のこともある、母様はきっと……、と言って加茂憲紀は落ち込んでしまいますが、自分は母親に直接聞いてその上で斬った、と真希は自分の事を話します。そして直哉が、俺を殺したのは真希のお母さんだ、と言っていたことを思い出しながら、もっと話し合うべきだったのかもしれない、と真希は加茂憲紀に言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
一方、加茂憲紀の母親と家族の会話に場面は移り、加茂憲紀の母親は加茂憲紀に名前を付けた時の話をします。加茂家ではノリトシは忌み名ですが、加茂憲紀の母親は、ムカついたから勝手に憲紀と名前をつけて手続きを済ませちゃった、と家族に話をします。加茂憲紀の母親は、あんな家はやく捨てて、私の所に帰ってきてね、という本心を込めて憲紀と名前を付けたそうです。加茂憲紀の弟から、優しいかなぁ、と母親は聞かれて、優しいよ、私の息子だもん、と母親は答えます。加茂憲紀は自分に価値はない、と言っていましたが、母親にとってはそうではないようで、母親は今でも加茂憲紀の事を大事に思っているようですね。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
伏黒は来栖に救出されていた
場面は東京第1結界(コロニー)へと移り、伏黒がホテルの一室で目を覚ますと、天使・来栖華が、おはようございます、よく眠れましたか?と、伏黒に声をかけます。そして、伏黒を「運命の人」と呼びます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
伏黒は虎杖に、どれくらい寝てた?と、聞きますが、虎杖は初バスローブでテンションが上がってしまっていて、最初は答えられませんでした。伏黒が目覚めたのは11月14日の夜で、伏黒がレジィ達と戦って倒れた173話以降、今回目覚めるまで二日間寝ていたという事になります。
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© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
さらに電気が通っている店から食料を集めてきた髙羽が、ホテルの部屋に戻ってきます。髙羽は停電していないことを不思議に思いますが、来栖に都心に取り残された人の事を考えて結界(コロニー)の外からの電源供給は止めないことになっている、と説明をしてもらいます。髙羽はニュースとかをあんまり見ないようで、ここに来るまでもニュースを見ておらず、大人の無邪気は邪気ですよ、と来栖に言われてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
伏黒がトイレと風呂に行っている間、虎杖達に状況をまとめてもらいます。その結果を伏黒が聞くと、虎杖は伏黒を探していると、戦闘を行っている髙羽を見つけて、合流し、伏黒を探すために二人は協調したようです。その後、来栖が伏黒を運んでいる所を二人は目撃し、現在に至ったようです。来栖が伏黒を運んでいる場面を見て、フランダースの犬の最終回の場面でも思い出したのか、パトラッシュ!!と、虎杖が叫んでいます。伏黒は警戒もせずに協力する事にした、虎杖、髙羽、来栖の三人にあきれます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
ルール追加に必要なポイントは、ノルマ達成
さらに虎杖は伏黒に、秤が100点を獲得した事、乙骨が190点を獲得した事、さらに伏黒、髙羽、来栖の点を合わせれば、合計359点を獲得したことを伝えます。ノルマを達成し、これで伏黒の姉・津美紀が助かると虎杖が言うと、伏黒も安堵します。後は、ルール追加後、何点で死滅回游から離脱できるかが重要、と伏黒は考えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
髙羽と来栖はポイントにこだわっていないようで、伏黒がルール追加にポイントを使っても構わないと言います。さらに、伏黒は来栖に自分達は “天使”と呼ばれるプレイヤーを探している事を伝えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
そして、来栖が“天使”なのか、“天使”だとしたら何故伏黒を助けたか?何故東京第2結界(コロニー)でなく東京第1結界(コロニー)にいる?と、伏黒は来栖に質問します。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
すると、来栖の体にもう一つの口が現れ、“天使”は私だと答えます。来栖の体に現れた口を見て、伏黒と髙羽は驚きますが、虎杖は宿儺で慣れているのか、おそろい、とつぶやくだけで驚きません。さらにもう一つの口は、女の子にそう矢継ぎ早に質問するもんじゃない、と言った後、伏黒を助けた理由を言おうとしますが、これは来栖によって遮られてしまいます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
伏黒を助けた理由は、行き倒れている人を助けない理由があって?と、来栖が言ってごまかし、話は天使が持っている術式の話へと移ります。天使は術式の無効化で結界(コロニー)を好きにできるようで、東京第2結界(コロニー)にいなかったのはプレイヤーよりも呪霊が多かったから移動しただけのようです。呪霊の方が夜を避ければ行動パターンは読みやすいだろう、と伏黒は指摘しますが、天使の目的は受肉したプレイヤーの一掃なので、プレイヤーが多い方に移動したようです。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
天使が受肉したプレイヤーを一掃する理由は、受肉したプレイヤーは受肉する過程で器の自我を殺して沈めていて、それは神の理に反するからだそうです。神の理と名付けたのは、天使の信条に簡潔に名前を付けただけのようで、特に深い理由はないようです。よって、天使と来栖華は共生していて、来栖華の自我は生きたままになっていますが、それを聞いた来栖は、じゃあ あまり私のことペラペラ話さないでくれます?と、不機嫌に言います。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
獄門疆の封印を解く条件
天使の術式で受肉したプレイヤーを受肉前の状態に戻せるか、と伏黒は聞きますが、受肉とは呪物と肉体の融合なので、都合よく片方だけ引き剥がすのは難しいらしく、受肉前の状態に戻すのは無理なのです。伏黒は獄門疆の封印を解いて欲しい、と天使に言うと、呪物の封印ならば可能だ、と天使は答えます。伏黒はこれで五条も復活する、と喜びますが、獄門疆の封印を解く前に先に協力してもらう、と天使は言ってきます。天使は“堕天”という受肉したプレイヤーをなんとしても屠りたいと言い、このプレイヤーを殺すことができれば協力は惜しまないことを約束する、と天使は断言します。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
天使の話を聞いた途端、虎杖の意識は宿儺に呼び出されます。虎杖は宿儺の面を見るだけで胸糞悪い、と吐き捨てますが、宿儺は、馬鹿が口を滑らせる前に教えてやろうと思う、と虎杖に話しかけます。そして、“堕天”は俺だ、と宿儺は自ら“堕天”の正体を虎杖に教えます。
© 芥見下々 呪術廻戦 199話より
まとめ
場面は再び東京第1結界(コロニー)に移り、真希達が戦闘をしていた11月14日頃に、伏黒は目を覚まします。そこには虎杖、髙羽、来栖がいて、髙羽と来栖は虎杖達に協力してくれることになります。来栖は伏黒を「運命の人」と呼んだり、天使が助けた理由を言いそうになった時の様子を見ると、以前に伏黒に会っているようですね。ポイントのノルマも達成し、津美紀を助けるためのルール追加も達成できそうで、後は獄門疆の封印解除です。天使は獄門疆の封印を解くには、“堕天”というプレイヤーを殺すのが先と条件を出してきますが、この“堕天”とは宿儺の事でした。順調に進んでいるように見えましたが、獄門疆の封印を解くには宿儺を殺す必要があり、そうすると虎杖も死んでしまい、単純には進みそうにありません。伏黒がこの事を聞いたら虎杖の死に繋がることには反対しそうだし、この先も順調には進みそうにありません。
次回、羂索がアメリカ大統領を唆していた事が判明します。
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