【ネタバレ】呪術廻戦 第218話「浴③」あらすじ、ネタバレ
週刊少年ジャンプに掲載されている、呪術廻戦 第218話のネタバレ、感想です。
前回の記事はこちらです。宿儺は万と仙台結界(コロニー)で対峙、戦いを始めます。
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宿儺は十種影法術だけで万を圧倒
平安時代の万
平安時代の万は、構築術式の呪力効率の悪さに苦悩していました。万の呪力の総量と出力は平安の猛者に比べてもなんら遜色ありませんでしたが、燃費の悪さが原因で幾度も窮地に陥っていました。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
そして、海を渡る蝶や1日に25里(約100㎞)以上飛び回るスズメバチの噂を聞き、万は昆虫にエネルギー効率の活路を見出します。虫の鎧こそ構築術式の極みと万は確信し、さらに一度構築してしまえば呪力を通し続ける限り自在に操ることができる、液体金属で中距離戦闘をカバーします。この戦闘スタイルで烏鷺享子が率いていた「日月星進隊」と並ぶ藤氏直属征伐部隊「五虚将」を返り討ちにし、万は藤原家へと取り立てられます。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
虫の鎧で万は宿儺を攻撃し、パンチや蹴りを何度かくらわせます。宿儺も十種影法術・玉犬を使って反撃しようとしますが、万の攻撃は止まりません。万は、これでもまだ御厨子を出さないの?と、宿儺に叫びます。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
液体金属による攻撃
万は宿儺に、御厨子で自分を斬って斬って斬り刻むように要求します。そして、液体金属を制御してさらに宿儺を攻撃します。前回、万は影のような攻撃をしていましたが、その正体は液体金属による攻撃でした。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
十種影法術・円鹿(まどか)
万の液体金属で攻撃された宿儺は、十種影法術「円鹿(まどか)」を呼び出します。すると、万の液体金属が消されていきます。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
円鹿の能力は反転術式による治癒で、液体金属に流れていた万の呪力を中和して、液体金属を消したようです。さらに十種影法術「貫牛(かんぎゅう)」を呼び出します。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
十種影法術・貫牛(かんぎゅう)
貫牛は突進して万を攻撃、万は何とか貫牛を受け止めて突進を止めます。宿儺の十種影法術はあえて形を安定させないことで効果範囲を広げると同時に、完全に破壊される事を防いでいました。デメリットとして式神は自立して行動できず著しく攻撃力が下がりますが、宿儺は自身の莫大な呪力量と出力でそれをカバーしていました。「円鹿」と「貫牛」は宿儺が完全に形を安定・顕現させた本来の十種影法術でした。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
万は受け止めた貫牛を投げ飛ばし拳で殴りますが、貫牛は後ろに下がっただけでほぼ無傷です。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
そして、貫牛はさらに万に突進していきます。貫牛は直線でしか動けない代わりに、距離を取るほど威力が増すようで、万の虫の鎧の一部が割れてしまいます。さらに宿儺は脱兎を呼び出し、万を囲い込み自分の姿を隠します。万は、やましいことがあるの!?と、宿儺に叫び、なんで隠れるのかと怒ります。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
万を脱兎で囲い込んでいる間に、宿儺は上空へと移動し万象を呼び出します。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
万象で万を圧し潰す
呼び出した万象を万の上へとそのまま落下させて、万を圧し潰します。万象が落下した衝撃で、地面は裂けて建物にひびが入ります。伏黒の時は「満象」でしたが、宿儺では「万象」となっているのは、誤字でなければ伏黒と宿儺で違いがあるという事でしょうか?
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
宿儺の反応に万は動揺
万象に圧し潰された衝撃で虫の鎧がはがれたのか、万は生身の状態へと戻っています。それでも、万は宿儺に愛を教えてあげると言い、絶対的な強者で孤独な宿儺に愛を教えるのは私!!と、万は宿儺に語りかけます。しかし、万の言葉を聞いた宿儺は、あざ笑うかのように笑みを浮かべます。その笑みを見て、宿儺は愛を知っているのか?と、万は動揺します。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
しかし、それは愛じゃない!!と、万は否定し、アナタは勘違いしてる!!見せてあげる本物の愛の形を!!と、万は宿儺に叫びます。そして、私のハートを構築してみせる、と心の中で叫び、再び構築術式を使おうとします。
© 芥見下々 呪術廻戦 218話より
まとめ
構築術式による虫の鎧で宿儺を攻撃する万ですが、宿儺の十種影法術で対応し、万が望んでいる伏魔御厨子は使おうとしません。宿儺は今回で「円鹿」と「貫牛」という新しい式神を呼び出しています。円鹿は反転術式による治癒、貫牛は突進による攻撃が能力で、万を苦しめます。さらに万象で万を圧し潰し、万の虫の鎧は解除されてしまいます。このままだと、宿儺は伏魔御厨子どころか魔虚羅も使わず終わってしまいそうな勢いです。一応、魔虚羅の法陣を宿儺は頭の上に呼び出していますが、あれは何か意味があるのでしょうか?説明がないだけで、既に何らかの効果が宿儺に出ているのでしょうか?
次回、宿儺と万の戦い、決着です。
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