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【ネタバレ 感想】進撃の巨人 106話『義勇兵』あらすじと感想

別冊少年マガジン 2018年7月号に掲載されている進撃の巨人 106話のあらすじと感想です。

105話のあらすじ

前回、ジークがエレン側に寝返っていたことが分かりました。サシャ含め、調査兵団側で数名犠牲者が出ていますが、今回の作戦は成功したのでしょうか。

前回の記事はこちらです。

【ネタバレ 感想】進撃の巨人 105話『凶弾』あらすじと感想

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ジークの陰謀

三年前

場面はマーレ潜入前、三年前に遡ります。アルミンの回想で始まりますが、状況からマーレ調査隊の最初期の頃でしょうか。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

エレンの進撃の巨人がマーレ調査隊の船を襲います。破壊するのかと思いましたが、そのまま地上に持って行き、無傷で地上に下ろします。そこにハンジが登場して、いつものテンションでマーレ調査隊を出迎えます。後ろにはマーレ調査隊の一人を拘束しているリヴァイもいます。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

エレンの巨人と人質を使って、ハンジはマーレ調査隊を脅迫しますがマーレ側はあくまで調査兵団側に対抗します。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

ここで先週登場したイェレナが裏切って、マーレ兵を撃ち殺し仲間を拘束します。そしてハンジに交渉を提案します。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

イェレナと交渉

ハンジにお茶に誘われたので、本当にお茶をしているイェレナです。マーレ側の戦力を説明しています。連発できる銃に感心したり、マーレの兵力に驚いたり、航空兵力の概念が理解できなかったりと調査兵団側の勝ち目はかなり薄そうです。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

そのマーレがパラディ島に攻めてこなかった理由は一つには、無垢の巨人を倒すのはマーレでも困難なことを挙げています。ただイェレナは調査兵団側が既に壁の外の無垢の巨人を、全て殺してしまった事を予想していました。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

さらにパラディ島に攻めてこなかった理由のもう一つは、調査兵団が超大型巨人、女型の巨人をマーレから奪った事が理由でした。マーレは巨人を失った事によって、複数の国から戦力が落ちたと思われてしまい、結果攻め込まれてしまいました。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

ハンジの指摘から分かりましたが、イェレナはマーレに故郷を奪われ兵士として徴用されていた存在で、元々マーレの国民ではなかったようです。そこに獣の巨人=ジークに戦場で助けられて、ジークを信奉するようになったようです。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

堂々とジーク・イェーガーの命を受け上官を撃った反マーレ派義勇兵と言っています。目的はエルディア人の解放だそうです。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

ジーク・イェーガーの要求

その後、ヒストリアを中心とした議会が開かれて、ジークの要求が明らかになります。

それは、ジークを始祖の巨人を有するエレン・イェーガーと引き合わせることです。交換条件として、

  • パラディ島の安全を保障
  • 武器をはじめとする最新技術の提供
  • 友好国との橋渡し、そしてマーレに対する情報工作等々の支援

をあげています。それに対し、議会はジークが過去にラガコの村民を巨人に変えた事実をあげて反対します。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

ジークは始祖の巨人と、王家の血を引く巨人が揃えば世界は救われると主張しています。そしてエレンは過去の記憶から、それが事実であることを会議で反します。始祖の巨人の力を有するエレンと、王家の血を引く巨人のジークが接触すれば「不戦の契り」を出し抜けるはずです。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

しかしなおも、イェレナ達と手を組んで島に留める事を反対するお偉いさん達ですが、マーレの調査船からパラディ島を守るには義勇兵達の無線通信で敵の動向を把握する必要があると、ハンジは言い説得します。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

無線通信で事前に敵の状況を把握し、巨人の力で脅す事でマーレの後続の調査隊を生け捕りにする事に成功します。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

さらにマーレの人々と協力する事で、パラディ島に港と作りマーレの技術を教えてもらう事が出来ました。アルミンは時間をかければマーレの人々とも分かりあえないか?「地鳴らし」で世界を脅すことなくエルディア人を守る術がないか悩みます。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

しかしエレンは分かりあうには時間が必要で、時間を稼ぐには手出しを出せないようにする必要があると言います。そう考えてエレンは、マーレに単独潜入して仮にハンジ達が協力しなくてもマーレで決起していたとアルミナは考えます。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

アルミンは結晶の中にいるアニに話しかけます。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

リヴァイとジーク

かつて殺しあったリヴァイとジークが馬車の中で会話しています。リヴァイはジークの秘策が本当なら切り刻むのを少し待ってもいいと言います。ジークはエレンと会わせるのが先だろうと言い、睨むのをやめてくれないかと言います。リヴァイが本当に切りかかりそうで怖いです。そして前回、飛行船に乗り込んでサシャを殺したガビとファルコが牢屋に監禁されている場面もあります。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

様々な思いがありますが、最後にエレンは戦えと自分に言い聞かせて、鏡を見るところで今回は終了です。

© 諫山創 進撃の巨人 106話より

まとめ

今回、久々にアニが登場して女型の巨人の所在が明確になりました。やはりパラディ島の地下にまだ幽閉されていました。しかしどうやったら結晶化は解除されるのでしょうか?アニに意識があるようにも見られないので、巨人の力を使って強引に砕くしかないのでしょうか。

・エレン側所有

始祖の巨人(エレン)

進撃の巨人(エレン)

戦鎚の巨人(エレン)

超大型巨人(アルミン)

獣の巨人(ジーク)

女型の巨人(アニ、凍結中)

・マーレ側所有

鎧の巨人(ライナー)

車力の巨人(ピーク)

顎の巨人(ポルコ)

104話、105話で出た、ジークの信奉者イェレナとオニャンコポンですがマーレ調査船に乗っていたマーレ兵でした。三年前にハンジ達と通じていた事が今回の話で明らかになりました。

次回、107話の記事です。ジーク、イェレナ、ヒィズル国の考えが徐々に明らかになります。そしてヒストリアが。

【ネタバレ 感想】進撃の巨人 107話『来客』あらすじと感想

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