【ネタバレ】進撃の巨人 113話『暴悪』 あらすじと感想
別冊少年マガジン 2019年2月号に掲載されている進撃の巨人 113話のあらすじと感想です。
前回の記事はこちらです。いよいよジークが本性を現し、リヴァイの部下を巨人化させて拘留地から逃走を図りました。
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リヴァイの反撃
ジークの叫びの影響
前回、巨大樹の森でジークが叫び調査兵団を巨人化させましたが、遠く離れたピクシスのでも一瞬体が痺れる影響が出ています。さらに憲兵団やファルコも同様の影響を受けていて、ピクシスはジークが行動に起こしたことを直感します。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
場面変わって、リヴァイの部下を巨人化して走り去るジークです。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
ジークはリヴァイが部下を殺したりしないと言いますが、巨人化したリヴァイの部下は容赦なくリヴァイを襲います。回想でリヴァイの部下は若い調査兵からマーレ産のワインを仕入れていたようで、これもジーク達の罠でした。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
この巨人達は動きが普通の巨人より速く、リヴァイも苦戦します。また元が自分の部下なので、リヴァイも攻撃に躊躇があり気がつくと巨人に囲まれてしまっています。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
うなじの部分に人間としての部下たちがいると思うと攻撃もできず、空中で巨人に囲まれてしまい絶体絶命です。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
一方、ジークはある程度離れたところで逃走の為巨人を3体呼び、その巨人に乗って本格的に始します。ジークはレベリオの奇襲を成功させても、パラディ島に全世界の戦力が集結している意味を分かっていないと言い、自分の真意を話しても分かりっこない、エレン俺たちにしかわからないよなと独り言を話します。巨人に乗って逃走しているジークは森を抜けるところまで来ましたが、この先がどうやらエレンと待ち合わせ場そのようです。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
リヴァイ 対 ジーク&巨人
その時、後ろからの気配に気づき振り返ると立体機動装置で追ってくるリヴァイが視界に入ってきます。攻撃されていることに気づき、すぐに3体の巨人をリヴァイに攻撃させます。しかし、すぐに1体の巨人の腕を切り落としうなじを切り裂きます。さらにジークが乗っている巨人のうなじにアンカーを刺し、ジークを攻撃する体制をとります。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
それに気付いたジークは絶句し、絶叫した後しかたなく、自分も巨人化して獣の巨人となります。ジークがカッと発光して巨人化しようとするのを見たリヴァイは上方へと移動します。ジークは乗っていた巨人を捻じ切り、自身のうなじ部分を硬質化してリヴァイの攻撃に備えます。そしてリヴァイの姿を確認すると、捻じ切った巨人の頭を潰してリヴァイに散弾のように投げつけます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
さらに巨人の体を潰して投げつける武器にしつつ、リヴァイに部下を殺して追いついて来たのかと挑発します。背後に気配を感じてまたも巨人の肉片を投げつけますがそれは木の枝で、上空でリヴァイが巨大樹の枝を無数に切り落としています。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
リヴァイはジークに「なんで勘違いしてしまったんだ」「俺から逃げられるって…」と言い、枝に紛れながらジークのもとに落下していきます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
そのまま落下しながらジークのうなじに雷槍を命中させて、硬質化したうなじを貫通しジーク本体にも重傷を負わせます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
全身に大ダメージを負ったジークを掴み、すぐには殺さないと言いながらジークを引きずりながら巨大樹の森の方に移動していきます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
シガンシナ区
場面変わって、シガンシナ区の109期訓練兵団の訓練場所でキースはいつものように、訓練兵達に向けて指示を出します。しかし既に敵は壁外の人間だと知っている訓練兵達は不満を漏らし、キースを時代遅れだと批判します。訓練兵の一部はイェーガー派を支持している者もいて、その声が聞こえたキースは視線を伏せ悲しげな表情をうかべます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
そこに拘束されたハンジと銃で武装したフロック達イェーガー派が入ってきます。驚くキースに、フロックは自分達イェーガー派の支持に従うように言い、銃で威嚇し脅します。そしてフロックは訓練兵達に兵団ではなく、イェーガー派に来るように演説します。それに反応した訓練兵達が前に出て、フロックに心臓を捧げる敬礼をします。反応した訓練兵達にフロックは、さらにキースを足腰立たなくなるまで痛めつけろと指示し、キースを全身ボロボロになるまで痛めつけさせます。そして、フロックはハンジにジークの拘留地まで案内するように言います。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
拘束されたジーク
気を失っていたジークが目を覚ますと、自分が拘束されていてことに気づきます。腹に雷槍が刺さっていて、さらに雷槍の信管を繋ぐワイヤーが自分の首に巻き付いているのが分かり驚愕の表情をうかべるジークです。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
痛みに苦しみ嘔吐するジークに、リヴァイは剣を抜きジークの足先から徐々に切り刻んでいきます。絶叫するジーク。そんな時、ジークは自分の眼鏡の所在をリヴァイに尋ねますが、リヴァイからは知らない、もうお前に眼鏡は必要ねぇよとの答えが返ってきます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
再びジークの意識が遠のいていきながら、ジークは昔の記憶を見ます。
© 諫山創 進撃の巨人 113話より
まとめ
ジークの裏切りでリヴァイの部下達が全員巨人化されましたが、人類最強の兵士と名高いリヴァイは全員を倒したうえでジークを追い、獣の巨人になったジークすら苦も無く倒します。ジークを拘束したリヴァイは前回112話で言っていた通り、ジークを誰かに食わせて、さらに出産後のヒストリアに獣の巨人を食わせ「獣の巨人」をヒストリアに移すつもりでしょうか。
背景からリヴァイとジークは、今巨大樹の森にいないようですがどこに移動しているのでしょうか。
フロック達イェーガー派は少々暴走気味になっているようにも見えますが、ジークの拘留地へ向かうようです。既にジークはリヴァイにボロボロされていて拘留地にもいないと思われるので、ジークの拘留地へ行っても何もないですがハンジ達はどうなるでしょうか。
次回、114話『唯一の救い』の記事はこちらです。
【ネタバレ】進撃の巨人 114話『唯一の救い』 あらすじと感想
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諫山 創 講談社 2018-12-07